テレビの低視聴率について思う

ここ数年、テレビの低視聴率かが起きているのはご存知だろう。低視聴率ゆえに終了した番組なんて山ほどある。この中には面白いのにも関わらず中止になった番組もある。

今の時代に20%をとるのは難しいのではないかと思う。なぜなら一家に一台というテレビが一人に一台という図式にかわったから。しかも視聴率の計算する機械は一家に一台と思われる。しかもパソコンの普及でパソコンでテレビを見る人がかなり増えていると思う。録画している人もかなりいると思う。人の生活習慣も昼から夜へと変化している。このような状況では10%から15%が高視聴率になるんではないだろうか。

ちなみに視聴率の集計機器はこのサイトに画像がある。

視聴率調査

次に番組の内容だが、制作費の削減でお手軽なクイズ番組や知識番組が増えている。しかも自主規制という名の下に製作側が面白いのも作れずにいる。これは保護者がモンスターペアレンツ化しているのが影響しているだろう。なにかと抗議するのはどうかと思う。視聴者にはチャンネルの選択の権利がある。むやみやたらに子供に良くないというのはどうかとも思う。局側もあまりリスクを負いたくないのでありきたりな番組の製作を求めるようになっているのだろう。

アメリカではケーブルテレビが高い割合で普及している。日本も地上波だけの番組は終わるべきだと思うし、多様化の時代にいつまでも地上波で頼るのもどうかと思う。もっとたくさんの番組がケーブルテレビで見れるようにしたら良い。子供に見せてはいけない番組と思うならリモコンで保護機能をつけておけば良い。プロ野球のニュースでもESPNみたいにすれば良いのにとつくづく思う。

21世紀の時代に高視聴率を求めるのも酷だと思うし、求めないほうが良いと思う。ホントに良いと思う番組は口コミでもネットでも広まっていくものだ。テレビ局はもっとネットの配信に力を入れるべき。全ての番組を放送後1週間だけ視聴できるのではなく、1クールぐらい見れるように考慮すべきだ。

最後に情報というものは操作されていて当たり前。オリコンにしろ視聴率にしろ本当かどうかかなり怪しい・・・。テレビ局のニュースも言い方によって歪曲に伝えられることがある。視聴率に頼りすぎるのもどうかと思う。

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